やばい!ピルを飲み忘れた!どうしたらいいの?避妊効果は大丈夫?

  • 2023-04-10
  • 2023-05-17
  • ピル

「やばい!ピルを飲み忘れた!」

安心してください。そんなときは、以下の記事を参考にして落ち着いて対処してくださいね。

ピルを飲み忘れた時の対処法一覧

ピルを飲み忘れた場合の対処法は以下の通りです。

  • ピルを飲み忘れてから1日以内(24時間「以内」)の場合
    • 気づいた時点で、飲み忘れた1錠を飲めば大丈夫です。その次の分までの間隔が少し短くなりますが、いつも通りの時間にもう1錠を飲んでください。
  • ピルを飲み忘れてから2日(48時間)以内の場合
    • 気づいた時点で、飲み忘れた分の2錠のピルを飲んでください。その後の服用は計画通りの時間に服用してください。飲み忘れた期間が長期におよぶと、妊娠する確率が高くなります。避妊目的でピルを飲んでいる方は、飲み忘れに特に注意が必要です。
  • ピルを飲み忘れてから3日以上経過した場合
    • ピルの服用を中止し、新しいシートの低用量ピルを少なくとも7日間連続で飲むまではしっかりと避妊するようにしましょう。

ただし、ピルを飲み忘れた場合には、妊娠リスクが高まることがあるため、注意が必要です

ピルを飲み忘れてから1日以内(24時間「以内」)の場合

ピルを飲み忘れてから1日以内(24時間「以内」)の場合について、詳細を説明します。

  • 対処法:1日以内に気づいた場合、緊急避妊薬を服用することができます。緊急避妊薬は、性交渉後72時間以内に服用することで、妊娠を防止することができます。ただし、効果は100%ではありません。また、緊急避妊薬は副作用があるため、医師の指示に従って服用する必要があります。
  • 妊娠リスク:性交渉後1日以内に気づいた場合、妊娠リスクは比較的低いとされています。ただし、排卵日前後であった場合や、精子が子宮内膜に到達していた場合は、妊娠の可能性があります。
  • 出血リスク:緊急避妊薬を服用した場合、出血が起こることがあります。出血量や期間は個人差がありますが、通常は数日から1週間程度です。
  • 避妊効果:緊急避妊薬は、性交渉後72時間以内に服用することで、妊娠を防止することができます。ただし、効果は100%ではありません。

ピルを飲み忘れてから2日(48時間)以内の場合

ピルを飲み忘れてから2日(48時間)以内の場合について、詳細を説明します。

  • 対処法:ピルを飲み忘れた場合、24時間以内であれば気付いた時にすぐ服用し、その日の薬も併せて2錠飲むことができます。しかし、24時間以上経過すると避妊効果が弱まる可能性があるため、注意が必要です。48時間以内であれば、気づいた時点で飲み忘れた分の2錠のピルを飲みましょう。その後の服用は計画通りの時間に服用しましょう。
  • 妊娠リスク:ピルを飲み忘れた場合、排卵が再開してしまい妊娠する可能性があります。2日以上飲み忘れた日から服用開始後1週間が経つまではピルの避妊効果が十分とはいえないため、注意が必要です。
  • 出血リスク:24時間以上48時間以内に気がついた場合は、すぐに前日の1錠と合わせて2錠一緒に飲んでください。次の日からは、いつもどおり継続して飲みましょう。24時間ちょうどですぐに対処すれば、避妊の効果を保持できます。しかし、24時間以上、48時間以内では、避妊効果が低くなっていることに変わりはありません。コンドームなどの他の避妊方法を併用しましょう。
  • 避妊効果:ピルを飲み忘れてから24時間以上経過すると、避妊効果が弱まる可能性があるため注意してください。48時間以上経過すると避妊効果が期待できなくなります。7錠以上連続して服用するまでコンドームを使用するか性交渉を避けてください。

ピルを飲み忘れてから3日以上経過した場合

ピルを飲み忘れてから3日以上経過した場合、妊娠リスクが高くなります。基本的には、ピルの服用を一旦止めます。恐らく排卵が起こり、生理が来ます。生理の出血が止まってから新しいシートのピルを飲み始めましょう。

飲み忘れた場合は、3日以上経過してしまった場合は、妊娠リスクが高くなるため、医師に相談することをお勧めします。

また、ピルを飲み忘れた場合には、出血リスクもあります。2日間以上飲み忘れていた場合は、避妊効果の低下や不正出血などの問題が発生する可能性があるため、医師に相談することをお勧めします。

以上の情報から、ピルを飲み忘れてから3日以上経過した場合は、妊娠リスクが高くなるため、医師に相談することをお勧めします。また、2日間以上飲み忘れていた場合は、避妊効果の低下や不正出血などの問題が発生する可能性があるため、医師に相談することをお勧めします。

ピルの飲み忘れたときのよくある質問

ピルを飲み忘れて不正出血が起きてしまった場合の対処法は?

ピルを飲み忘れて不正出血が起きた場合、前日に飲み忘れた分を1錠服用し、普段服用している時間に当日分のピルを1錠服用します。低容量ピルの場合、一時的なホルモンバランスの乱れと捉えられるため、その出血量が少量であれば過度に心配する必要はありません。また、低用量ピルの飲み忘れが原因で不正出血が起きた際には、基本的には正しい用法で服用を再開することで症状の改善が見込めます。

ピルを飲み忘れないようにしたいけど、どうすればいいの?

以下の方法が考えられます。

  • 毎日決まった時間に飲む
  • スマートフォンのアプリで通知を設定する
  • ピルケースに曜日や時間帯を書き込む
  • ピルケースを目につく場所に置く
  • ピルを飲んだことを記録する

または、ピルの飲み忘れを防ぐためのアプリやデバイスがあります。例えば、ピルボックスに内蔵されたアラーム機能や、スマートフォンと連携するピルリマインダーアプリなどがあります。

ピルの飲み忘れると卵子はどうなるの?

ピルを飲み忘れた場合、休薬期間が7日間を超えると排卵の確率が上がりますが、1日飲み忘れてもすぐに排卵が起こるわけではありません。

ピルを飲むと脳からの命令が止まり、発育していた卵子は小さくなっていきます。1週間もすれば発育ほぼ0%の状態になるでしょう。

ピルを飲み始めて1週間すると発育途中の卵子はいなくなります。卵子の発育がほぼ0%の状態から再び脳からの命令が出たとしても80%まで成熟するのに数日間ほどかかります。

ただし、ピルを飲み忘れた場合、避妊効果が低下するため、避妊には十分注意する必要があります。

ピルの飲み忘れまとめ

「ピルを飲み忘れた場合の対処法」について、状況別にまとめた対処法を説明しました。万が一ピルを飲み忘れてしまっても、焦らなくても大丈夫です。

冷静に自分のピルを飲み忘れた状況と照らし合わせて、正しい対処法を行うようにしてください。

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