ピルの正しい飲み方は?いつから?いつ飲むの?飲み方別の対処法も解説

  • 2023-05-15
  • 2023-05-17
  • ピル

ピルの飲み方

ピルを飲み始めるタイミング

ピルは基本的に生理開始後5日以内に服用を開始します。1週間飲み続けることで、避妊できる状態になります。

ピルは、女性ホルモンを含む薬剤で、妊娠を防ぐために使用されます。ピルは、生理開始後5日以内に服用を開始することが推奨されています。ピルを飲むことで、体内の女性ホルモンのバランスが整い、排卵を抑制することができます。また、子宮頸管粘液の量や質を変化させることで、精子の子宮内への侵入を防ぎます。

1週間飲み続けることにより体が避妊できる状態になります。

ピルは、1日1錠を決まった時間に飲む必要があります。一度、ピルを飲み始めたら3週間飲んで、1週間休みます。再び、3週間飲んで、1週間休みます。

ピルを飲む時間

ピルは、1日1錠を決まった時間に飲む必要があります。

飲む時間は、毎日同じ時間に飲むことが推奨されています。例えば、毎日朝食後に飲む、寝る前に飲むなど、自分に合った時間を決めて飲むようにしましょう。

ピルを飲む時間が遅れた場合は、避妊効果が低下する可能性があるため、できるだけ早く飲むようにしましょう。また、ピルを飲み忘れた場合は、できるだけ早く服用するようにしましょう。ただし、前回の服用から24時間以上経過している場合は、次の日から通常通り服用を続けるだけで大丈夫です。

ピルを飲むサイクル

ピルは、1日1錠を決まった時間に飲む必要があります。一度、ピルを飲み始めたら3週間飲んで、1週間休みます。再び、3週間飲んで、1週間休みます。このサイクルを繰り返すことで、避妊効果を維持することができます。

ピルを飲むサイクルは、自分で調整することができます。例えば、生理周期に合わせてピルを飲む方法もあります。生理周期の初めにピルを飲み始めることで、生理痛や生理不順の改善にもつながるとされています。

ただし、ピルを服用する前には、必ず医師の指示に従って服用するようにしましょう。また、副作用や注意点についても事前に確認しておくことが大切です。

21錠タイプの場合

21錠タイプのピルは、1日1錠ずつ飲むことで、避妊効果を発揮します。

21錠目まで飲み終わったら、7日間休薬期間をとることで、生理を誘発させます。この休薬期間中に生理が始まらなかった場合は、医師に相談することが推奨されています。

また、ピルはホルモン剤であるため、飲み方を誤ると避妊効果が低下する可能性があります。そのため、毎日同じ時間に飲むことが大切です。

28錠タイプの場合

28錠タイプのピルは、1日1錠を28日間飲み続けます。21錠は、ホルモンが含まれる有効成分で、7錠は、ホルモンが含まれない偽薬です。偽薬を飲む期間は、生理が来ることが多いです。

偽薬は、実薬と同じ形状・色をしていますが、有効成分は含まれていません。偽薬を飲むことで、生理が始まるタイミングを調整することができます。21錠タイプのように薬を飲まない期間で飲み忘れをしそうな人は28日タイプがいいでしょう。

ただし、偽薬を飲み忘れた場合でも、避妊効果に影響はありません。偽薬は、生理中に飲むことが推奨されています。

28錠タイプのピルを飲む場合、休薬期間はありません。ただし、偽薬を飲む期間に生理が来なかった場合は、妊娠の可能性があるため、医師に相談するようにしましょう。

ピルの飲み方別の対処法

1日飲み忘れた時の対処法

1日分を飲み忘れた場合は、気づいた時点で1錠飲むようにしましょう。飲み忘れた日の翌日に、前日分と合わせて2錠飲むことになります。ただし、飲み忘れに気づいたタイミングが、普段服用している時刻に近い場合は、そのまま2錠飲んでもかまいません

2日以上飲み忘れた時の対処法

2日間飲み忘れた場合は、気づいた時点ですぐに飲み忘れた2錠を飲むようにしましょう。3日以上飲み忘れた場合は、おそらく生理が来てしまうので服用を中止することになります。

ピルを飲み忘れた場合、排卵が起こる可能性があるため、妊娠リスクが高まります。ただし、飲み忘れた日から2日以内にピルを再開した場合は、避妊効果が低下する可能性はありますが、妊娠リスクは低くなります。一方で、飲み忘れた日から2日以上経過している場合は、避妊効果が低下するだけでなく、妊娠リスクも高まります。

飲む順番を間違えた時の対処法

ピルを飲む順番を間違えた場合、同じ色の実薬であれば、含まれている薬剤の量が同じため、飲む順番を間違えても問題ありません。ただし、21錠目まで服用し、通常通り休薬期間をとって新しいシートを開始することが推奨されています。

理由は、ピルには一定量のホルモンが含まれており、飲む順番を間違えた場合でも、同じ量のホルモンが含まれている実薬であれば問題ないためです。

1日複数錠飲んでしまった時の対処法

ピルを1日2錠飲んでしまった場合、以下のように対処することが推奨されています。

  • 1日目に2錠飲んでしまった場合:次の日から通常通り1錠ずつ飲み続ける


理由は、ピルには一定量のホルモンが含まれており、1日2錠飲んでしまった場合でも、通常通り1錠ずつ飲み続けることで、ホルモンの量を調整することができます。

ピルの正しい飲み方をまとめ

ピルの正しい飲み方をまとめると以下のようになります。

  • ピルは、毎日同じ時間に飲むことが大切です。
  • ピルは、21錠または28錠のシートがあります。21錠の場合は、21日間飲み続けて7日間休薬期間をとります。28錠の場合は、21錠分の実薬を飲んだ後、7錠分の偽薬を飲みます。
  • ピルは、同じ色の実薬を1日1錠ずつ飲みます。
  • ピルを飲む順番を間違えた場合でも、同じ色の実薬であれば問題ありません。
  • ピルを1日2錠飲んでしまった場合は、次の日から通常通り1錠ずつ飲み続けることが推奨されています。

以上がピルの正しい飲み方です。参考になれば幸いです。

>オンライン診療ガイドについて

オンライン診療ガイドについて

本サイトでは、ピルに関する基礎知識や最新のニュース、オンライン診療の流れや方法などを丁寧に解説しています。ピルの種類や効果、副作用、費用なども詳しく紹介し、オンライン診療ができるクリニックやサービスも比較して掲載しています。

CTR IMG